うさぎが歳を重ねるということ その2

ここ数日で一気にうさぎの状態が悪化してきました。

11歳と3か月、いつかこの日がやってくると心の準備はしていたつもりですが

シフォンとのお別れの日のことをを思うと胸が張り裂けそうになります。

一月に病気をし、入院騒ぎになった後

シフォンは我がままになり、私にあまえるようになりました。

長い間私に気を使うってストレスだったんじゃないかしら?

可愛そうなことをしました。おりこうさんでトイレ以外で糞を落としたりおしっこをしない子だったんですが・・

トイレの失敗が多くなりました。

うさぎと暮らすって危険なことをしなきゃある程度のことは目をつぶってあげなきゃ。

ここまでご長寿さんになったんですから、穏やかにストレスなく過ごすことが長生きのコツかと!

シフォンがいつの間にか高齢うさぎになったことに気が付かずごめんね。

暖かくしてストレスなく元気にしててもらえば●なんて平気の平左です。

そして高齢うさぎの生活環境を見直しました。ケージも下の部分を取り外し段差をなくし

トイレも浅めにし、高齢うさぎが暮らしやすいよう工夫してます。

8月、シフォンの呼吸が荒い気がして数日前動物病院に行こかと思いLINEで予約しました。

お盆休みのため明日じゃないと病院が開いてなくて

暑いですし高齢うさぎの移動は大変だなってちょっと迷ってたんですよね。

ところが数日前より呼吸が苦しそうな症状が治まり

医師に相談し、様子見ということになりました。

高齢うさぎの状態を見るのは至難の業

苦しい目には合わせたくないですし

単に高齢になったから息が荒いのかわからなくて

とはいうものの8月中はご飯の催促はしっかりしてくるのでまだまだ元気なのかなって思ってました。

この時期から介護について考えるようになりました。

 

うさぎも歳を重ねると、体が思うように動かせなくなっていきます。うさぎが老いる前に病気で介護が必要になることもあるでしょう。どんなものが必要なのか、介護がスタートする前に知って、状況にあわせて適切なものが選べるように準備しておきましょう。

目次

うさぎの介護が必要になるとき

うさぎが加齢や病気で動けなくなると、介護が始まります。うさぎは6〜7歳でシニア期に入るといわれていますが、加齢で介護が必要なほど体が不自由になるかどうかは個体差があります。ただシニア期に入ると病気にかかりやすくなることもあり、急に介護が必要になることも。一番大切なことは日々の健康管理ですが、うさぎの飼育に慣れてきた分、余裕があるうちに介護のことも知って備えておきましょう。若いうさぎでもケガや病気から介護になることもあるので、年齢に関わらず準備をしておくといいでしょう。

介護用品はいつから準備する?

実際に介護が始まってから使用するものがほとんどですが、うさぎは警戒心が強く、高齢になると新しいものは受け入れにくくなっていきます。あらかじめ用意できるものは元気なうちに準備して飼育スペースの近くに置いておき、うさぎに見せて、うさぎ自身のにおいをつけておくと安心してくれるでしょう。
飼い主は介護用品を知ってどんなものを用意するか考えることで、うさぎが高齢になったときの暮らしが想像しやすくなります。するとうさぎの加齢による変化にも気づきやすくなり、早い段階で対処できるようになるでしょう。購入は後にするにしても、どんなものが必要かは早めに把握しておきましょう。

うさぎの介護用品リスト

用意したいうさぎの介護用品を紹介します。うさぎ専用の商品も増えてきましたが、まだ限られています。日用品や犬猫向けのペット用品もうまく活用していきましょう。

給水器

体が不自由になると給水ボトルが使い辛くなります。飲みにくそうにしている様子が見られたら、お皿での給水に切り替えを。飲み口がお皿になっている給水器に替えてもいいでしょう。いずれにしても水は汚れやすいので、切り替えたらこまめに水換えと洗浄をしてください。

柔らかい布やコットン

高齢のうさぎはグルーミング頻度が低下することで、目から溢れた涙が目のまわりに残ったり、目やにがつきやすくなったりします。ぬるま湯にひたした柔らかい布やコットンで優しくぬぐいとってください。こまめに拭いているにもかかわらず、涙や目やにの量が気になる場合は目や口の病気が原因かもしれないので、病院で診てもらいましょう。

グルーミング用品

体が不自由になると、それまでうさぎ自身でできていたケアができなくなり、特にお尻周りで毛の絡みや汚れが目立ち始めます。体の汚れを落とすためのウエットシート、ブラシ、絡んだ毛をカットするための専用ハサミなどを用意してグルーミングを手伝います。

お風呂用品

お尻の汚れがひどくなってお湯で洗う場合、洗うためのグッズも必要になります。部分浴をするならシャンプーや浅くお湯が張れる洗面器など。ピンポイントにお湯をかけて洗うならお湯を入れるドレッシングボトルなど、必要なやり方に応じて準備します。

クッション

床ずれ予防や姿勢の保持に役立ちます。U字型で体をしっかり支えてくれるものや、お布団代わりになるものなどを、状況に応じて用意します。タオルやブランケットをたたんで代用することもできます。

バスマット

排泄のコントロールができなくなると、排泄物で体が汚れてしまいます。マイクロファイバーのモールがついたバスマットを敷くと、おしっこがすばやく吸収されて体が汚れにくくなります。ソアホックや床ずれ対策にもなります。高齢になると関節の痛みが出る子も多いので、痛みの緩和にも役立ちます。こまめな交換が必要で、洗った後は乾きにくいので洗い替えを何枚か用意してください。

毛布

寝たきりの子は体温調節が難しくなります。室温を調整することが一番ですが、気温が低い時期は小さな毛布をかけてあげるといいでしょう。

布物はかじって誤食しないか確認しながら使用してください。
うさぎは個体差が大きいので、ほかのうさぎが難なく使用できているものでも、どうしても嫌がる子がいます。これまで通り、うさぎの性格に合わせて対応していきましょう。

上記のほか、自力で食事を摂れなくなると、シリンジと専用フードで強制給餌が始まります。強制給餌に関しては、動物病院などで相談し、やり方をよく聞いて必要なものを準備してください。