こんにちは。おきらくウサギ生活管理人のこむぎママです。うさぎの飼育歴は19年になり、現在4代目のうさぎを育てています。
今日は「うさぎの脱臼」のお話です。
- うさぎの脱臼は自然治癒するの?
- うさぎの脱臼の治療費はいくらくらいかかるの?
- うさぎの脱臼の治し方は?
- うさぎ 脱臼 手術できるの?
などなど、初心者さんが疑問に思うことをひとつずつ解決していきます。
目次
うさぎの脱臼体験談
我が家で飼っていた3代目うさぎの「こむぎ」はトイレが上手に出来なかったので先代ウサギのように放し飼いに出来ませんでした。
そこで、ウサギ用のケージでは狭くて可愛そうだと思い、犬のケージを使っていました。
こむぎはよく脱走しようと体当たりしたり頑張っていたようですが・・💦
出せだせコール中 ガジガジ
そしてある日、仕事から帰るとこむぎの様子がおかしかったのです。
足を引きずっているような・・・
なんと!留守番してる間に、ケージに足をはさんだようです。
あわてて病院へ行って来ました。
特にひどい状態ではないと思ったんですが、骨折していたりするといけないですから。
車の中です。ドキドキ・・・
時間的にも、贔屓にしている病院であるアレス動物病院へ行くことは無理なので、近所の動物病院へ行きました。
夕方で患畜はパグちゃんが一頭だけでした。
レントゲンの結果は骨に異常なしでした。
ただすこしゆがみが見えることと、人で言う「かかと」の部分が左足に比べて3倍くらいに腫れていました。
それは痛いよ。
痛い、痛い・・・じっと耐えるうさぎです。しょんぼりな僕
分かりにくいですが足をずーっと浮かせてます。
しかーし、飼主を安心させたのは食欲があること!
病院で食欲が無ければお薬出しますよと言われたのですが必要なしでした。
しばらく安静にするしかないようです。
どんなに痛くてもうさぎはご飯を食べるのです。
人間では考えられないことです。
そんなにうさぎが我慢強い動物とは思わず、けがを軽くみていた私。
今思えば可哀想なことをしました。
しかし、数日たってもこむぎの様子が改善しないのでアレス動物病院へ行くことにしました。
結論から言うと、右足の怪我は脱臼でした。
先生のお話では「これはなかなか分かりにくい場所だったね。」とのことです。
手術するには時間がたち過ぎていて無理でした。アレス動物病院へ行ったのは怪我をして9日もたっていました。残念です。
うさぎの場合、骨折や脱臼の場合最初の3日以内に手術しなしと症状が固定されてもとの正しい形に戻らないのです。
結果的に、もう足が曲がったままで治らないということです。
また、左足のソアホックが悪化していました。
そして、体重も減ってしましました。
万一手術した場合をお聞きしましたが元どおりというのはやはり場所的に難しかったようです。
これから3ヶ月ケージから出られず安静です。
レントゲン写真です。
先生が指差した部分の上の方に小さな骨が飛び出しています。
これが脱臼した骨で薄く白いのが腫れたところです。
右足が左の足と比べると明らかに曲がってしまってます。
まっすぐにならないまま固まってしまいましいそうです。
無理に伸ばすと骨が細いので砕けるそうです。
先生から色々教えていただいたので書きます。
うさぎの脱臼の注意点
1.ウサギの骨は大変細く折れやすく治りにくい。
2.足を浮かせたり歩き方が変なときは大変大きな痛みを伴っているので直ぐお医者さんへ。
3.2~3日たっても足がおかしいときは打撲や捻挫ではないので大至急お医者さんへ
※ウサギの手術できるお医者さんの意味です
4.ウサギは大変デリケートです、大きな音や衝撃でパニックになりやすいので周りの環境に気をつけましょう。
先日先生の手術したうさぎさんは物干し台から竿が落ちた音に驚いて足を何かにぶつけて骨が折れたそうです。
ケージを手作りしたのが失敗だったのかもしれません。
反省すべきことが多いこむぎの怪我だったのです。
この後よくなるまでかなり長い間狭いケージ生活が続きました。
うさぎの脱臼一か月後 軽いけがと軽く考えていたことを大反省
それから一か月後の11月アレス動物病院へ診察に行ってきました。
こむぎの足、良くなってませんでした。
曲がったまま固定されているとはっきり言われました。
右と左の足の長さが違うんです。
だから、左足のソアホックは悪化するばかり。
あまりに痛そうで写真をお見せできないです。
足の裏が大変だよ
ここでソアホックの為に今塗っているお薬をいったん止めて消毒だけで様子を見ることにしました。
気にして舐めるといっそうよくないのです。唾液のばい菌で化膿する恐れがあるからです。
化膿すると傷が深くなり深刻な事態を招くかもしれないとのこと。
ひっぱてもまっ
ひっぱてもまっすぐにならない足。(´;ω;`)ウゥゥ
足が曲がったまま固まってしまって激しい運動が出来ない。
高いところから飛び降りたりすると脱臼した部分に柔軟性がないため今度は骨折する恐れがある。
しかし、ふだんの軽い運動はやはり必要!じゃないと筋力が落ちてかえって足の為によくない。
なので後一ヶ月ケージ生活をしてソアホックの方を重点的に治していくことになりました。
それからもう一度病院へ行き様子を見て、その後少しずつ部屋にだして遊べるようになるそうです。
こむぎもう少しの我慢だよ。
そうそう、もうひとつの報告は体重の減少です。
以前、1.45キロだったのですが、今回は1.4キロでした。
体重の減少は、狭いケージに閉じ込められているストレスによるものだったのかもしれません。💦
軽いけがと軽く考えていたことを大反省です。
こむぎには大変な受難でした。
この怪我をした後飼育環境を見直し、ケージには網をしっかり張り巡らし固定しました。
足のため、床にクッションを敷くなど工夫も!!
もっと早く気が付くべきでした。
脱臼して3ヶ月後の経過
怪我をしてから3か月後、アレス動物病院へ行ってきました。
やっぱり足は曲がっていますが思ったほど歩き方が変でもなく、先生も安心していらっしゃいました。
しかし、ソアホックは良くなっていませんでした。
赤みが増して痛そうです・・
そこで一時ストップしていたお薬を再開することになりました。
それと体重が減っていました。
去年の9月に1.55キロだったのが怪我をして食欲が落ちて1.4キロになり土曜には1.36キロでした。
久しぶりの病院でびびってました。
犬さんや猫さんが多くて怖かったかな。かわいそうだったね。
大変お疲れだったようで帰るとセロリを食べたあと爆睡でした。
もう疲れきって言葉もないぶーーーby.こむぎ
病院はつかれるよね。
脱臼後4か月後
あの脱臼から今日でちょうど4ヶ月が経ちました。
こむぎの足の状況はどうなったか中間報告です。
あの時の様子は
最近の様子
おお!右足は上からでは見えなくなりました。
横からは少し出ていますが以前ほどでは有りませんよ。
前からの写真で一番よく分かるんです、体が右に傾がってるのが。
しかし、元気いっぱい走り回ることもできすっかり良くなりました。
安静にしていた3か月の長かったこと(´;ω;`)ウゥゥ
しかし、我慢するしかなかったのです。
先生のおっしゃったようにうさぎの骨折や脱臼は直りが遅く大変でした。
怪我をさせないように飼育環境に気を付けてあげなくてはねっ
こむぎが強い子で怪我を乗り越えてくれたことが私を救ってくれました。
それからはジャンプもできるようになり怪我をする前と変わらぬ様子!!!
怪我をして、もう走れないかと心配したのがうその様です。
ソアホックも部屋で遊べるようになりすっかり良くなりました。
キッチンの椅子にも飛び乗れるようになったんです。
怪我から完全復活したと感じたのはこのジャンプをみた日です。
うさぎジャンプ、とっても嬉しかったです。
元気なこむぎ みてね
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