我が家の仏壇には3匹のうさぎの写真が飾られています。
親戚の方は私がウサギを飼ってることをよくご存じで何も言いませんが、変な話です。
お義父さんお義母さんごめんなさい。ご先祖様より目立ってます。(;^ω^)
そして、3匹のうちの一人マロンの死について語るのをずっと私は避けてきました。
2010年5月のことでした。
というのも反省点が多すぎなのです。(´;ω;`)ウゥゥ
あんなに若くして、亡くなってしまうとは思いもしませんでした。
家にお迎えして1年8か月6歳でこの世を去ってしまったのです。 短すぎです。
言い訳になってしまいますが3号が生まれた時期で私は一杯一杯だったのです。
こむぎとマロンのお世話が行き届きませんでした。
二人にとってはいつも通りの生活をしたかったでしょうが、構ってあげられずケージからだしてあげる時間も少なく、ストレス一杯だったと思います。
そんな時、マロンが不調になりご飯が食べられなくなりました。
アレス病院へ行く時間が無く近くの動物病院へ連日行きましたが不調になって、たった二日でマロンはお月様に行ってしまいました。
もっともっとしてあげられることがあったはずとひどく自分を責めましたがどうにもできませんでした。
うっ滞です。
サイレントキラーとも言われています。
食欲低下によりご飯を食べないと色々な問題が発生します。
1つ目の問題は消化器(胃腸)の運動能が低下してしまい、ますます食欲がなくなってしまうと言うことです。
犬や猫など、寝ていても24時間超が動いている生き物と違い、うさぎの場合は繊維質は栄養であり、腸を動かす原動力でもあります。
食事(繊維質)をとらないと胃腸が動かなくなり、胃腸内の食べかすが異常発酵して胃、腸にガスがたまり、苦しくなって食べられない→食べられないと腸が動かない→動かないから余計ガスがたまる、とあとは悪い方へ悪い方へと転げ落ちていってしまいます。
もう1つの問題は、うさぎは24時間以上餌をとらないと脂肪肝という肝臓の病気になっていくということです。
これは腸管からの栄養の吸収が滞ると、エネルギーを得るために、全身に散らばった脂肪を肝臓に集め、これをエネルギーに変えようとする性質からきています。
全身から集まってきた大量の脂肪を肝臓は処理しきれなくなり、肝臓の機能が低下してしまいます。
ちなみにこれはおデブなうさぎさんほど危険ということになります。
3つ目の問題は繊維質が腸内に供給され続けないと、腸内細菌のバランスが崩れてしまうということです。
本来うさぎの腸内では少数派のクロストリジウムなどの悪玉菌が増え始め、これが一定量を超えると毒素などをばらまき、これによってさらに食欲が落ちて行ってしまいます。
こうしてマロンは胃にガスがたまり苦しそうにしてみるみる元気がなくなりあっけなく逝ってしましました。
亡くなった後ガスがお尻から出ていくのがわかりました。
パンパンだった胃がすーと小さくなって行ったのです。
目の前が真っ暗になりました。
私のせいでマロンが・・・こんな辛い別れは初めてでした。
優しいマロン、綺麗なマロン、こむぎの大事なお嫁さんを私は奪ってしまったのです。
長く触れないようにしていたマロンの死について大反省の意味もあり今日はかいてみました。
皆さんには、私のように辛い別れを経験してほしくなくて、、、、
大事な子のお世話は第一に
この約束を守れない人はウサギを飼ってはいけません。多頭飼いはさらに困難です。
私はあの時期うさ飼い失格でした。
こうしてマロンとの別れを経験したのですが。その後このような記事を見つけました。ウサギの胃腸に関する病気をまとめたものです。
うさぎの胃の生理機能と病気3 (うさフェスタ2013 講習会)
リンクしてます。是非参考にしてください。
これにより、今まで毛球症とひとくくりで言われていた病気にも様々なパターンがあることがわかりました。
マロンの場合 3番の急逝胃拡張と言われる症状でした。
ウサギの医療も進んでいるんだなって改めて感じます。
マロンちゃん苦しい思いさせてごめんね。
お月様で大好きなこむぎに出会っていることを願ってます。
最近のコメント