先代のみみちゃんは6歳のとき胸にしこりが見つかり手術をしました。
そのときの話をします。15年ほど前の話になります。
本当に悩みました。
問題点有りすぎでした。
1.その当時、うさぎの手術の出来る医者がいない。近くの病院では寿命でしょうと言われた。
2.費用がかなりかかる。
3.高齢で手術に耐えれるか?
4.麻酔のリスク
5.術後のケアー
心配は尽きず、手術経験のあるウサギさんのホームページをさがしたりしました。
そこで以前掲示板に書き込みしたことのある高見うさぎの母さんにご相談させて抱きました。
大変心配していただき、ご紹介いただいたのがあなたがウサギに出来るとで有名なアレス動物病院でした。
これで、1番は解決ー(*´▽`*)
2は先生に率直にお聞きしました。
腫瘍の大きさと動物の体重でだいたい決まっていました。
みみの腫瘍は10センチ近かったので、55,000円です。
あと、初診 1,000円 採血 500円 各種検査 2、500円 X線検査 4,000円
合計 66,150円でした。
そのときの領収書です。
3は高見うさぎの姫ちゃんが高齢で成功されたので大丈夫かと考えました。
4は先生にお聞きしました。ガスによる全身麻酔で先生は今まで麻酔によって失敗は無いが、絶対とはいえないと・・でも信じるしか生きる道は無い状態です。
5これが大変だとは聞いていましたので、連休の初日に手術することにしました。
手術自体は30分程度ですが検査や麻酔があるため朝10時ごろ預けてお迎えは夕方でした。
心配で何度も病院の前を見に行き、でも何か有れば電話が来るはずと思い直したり・・・
本当に生きた心地がしませんでした。
やっと迎えに行く時間になりみみと会えたんです。
最初の感想は「生きていてくれた」でした。
まだ、麻酔が切れきってなくてボーっとしていました。
先生にお礼を言って病院を後にしました。
しかしこの後苦しい闘病生活が始まったのです。
病院を後にし家に着くまでみみはまだ麻酔から覚めきらずぐったいりしたままでした。
家についてもぶるぶる震えて痛みに耐えているようで涙がでました。
とにかくケージを静かなところにおいて様子をみることに。
先生からはこのあとご飯が食べられれば良いんですがといわれていました。
そこで、大好きな小松菜をあげてみたところ食べてくれたのです。「あー食べたー!」
「本当か?」家族も心配してくれて喜んでくれました。
とりあえず山は越せたようです。みみの生命力に感謝!
人間だったら耐えられないような痛みに耐えてご飯を食べるうさぎは凄いです。
闘病中の問題点
1.カーラーがネックに
翌日になるとまだ痛そうにうずくまっているもののご飯の催促をしだしました。
しかしカラーをしていて思うように食べられないのです。お腹は空くしお水もうまく飲めずいらいら。
野菜だけは食べやすかったので、野菜中心になりました。
また後日カーラーが耳にすれて血がにじんできました。
ストレスが・・体をなめることができず、カーラーをなめていました。
変わりに撫でてあげましたが体から匂いがしだしました。
いつもきれいにグルーミングしてるからうさぎの体は臭くないんだってわかりますね。
そしてカーラーの件ですが今はマフラーのようなものを首に巻いて傷を齧らないようにするみたいです。
うさぎの医療も進歩してますね。
2.お薬をリジンで飲ませるのが難しい
傷が怖くてうまく抱っこできない。
大暴れすると傷の口が開くかと思ってとても気を使いました。
そこで、タオルでうさぎを巻いて抱っこし、リジンを口の端から突込み飲ませたのです。成功です。
お薬を飲ませる時昔はあおむけにするという情報がありましたがそれはよくないようです。仰向けにすると誤飲の恐れがあるので仰向けにお薬はやめた方がいいです。
お友達のウサギさんでお薬を上手にのむこがいて聞いたところシリンジでジュースをあげて練習したそうです。なるほど・・・
3.食糞
食糞は大切な栄養
食糞を箸で拾って食べさせました。腸の調子が悪くなると大変です。
2週間くらい安静にしてもらうためケージ暮らしです。
放し飼いだったのでこれもストレスでした。
いろいろ工夫して乗り越せたのですが、なによりみみに食欲が衰えなかったのが一番
野菜を食べられたのも良かったと思いました。
2週間後病院へ行くと傷もだいぶ綺麗で順調でした。
1ヶ月後我慢してもらったカーラーを外しほぼ全快となりました。
苦労して、でもけなげにトイレしてます。えらいねみみ
痛かったね。でも頑張ったよね。
みみと本当に心が近づいた闘病生活でした。
みみちゃんの話を聞くシフォン そうなんだ。
みみちゃん可哀想でちね
痛そうな話で思わず眉間にしわがよっちゃいまちた。byシフォン
しーちゃん、どんどん変な顔になってきたんですけど?((´∀`*))
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