ウサギのペレットについては以前もお話しましたがさらに追加でお話します。
うさぎはもともと、植物のみを食べて生活していました。
ですから、ペレットを与えず植物だけを与えて飼育することも可能です。
しかし、季節による栄養の変化も考えながら適切な種類や量の野菜を与えていくのは難しく、失敗すればうさぎは体調を壊してしまいます。
そのため、ペレットを土台として飼育するのが健康維持に効果的であり、長生きにつながります。
ショップには様々なペレットが売られていますが中には不適切なものもないとは言えません。
注意すべき点が3点あります。
目次
“えさ”ペレット選びの注意すべき点3つ
1、原材料
市販のペレットのほとんどはアルファルファかチモシーが原材料として使われています。
成長期には高タンパクのアルファルファが、成長しいたうさぎには低タンパクのチモシーが適しています。
購入の際は原材料の欄を見てください
2、栄養価
ペレットの袋には必ず栄養価が表記されていますので、うさぎに必要な栄養価と比較して選んでください。
【タンパク質】
成長したうさぎには12~13%、成長期には15~16%、妊娠期・泌乳期には17~18%のものが理想です。
【脂肪】
成長したうさぎには2~3%、それ以外の時期でも5%を超えないように。
【繊維】
成長期や妊娠期・泌乳期には12~14%、成長後には18%以上含まれているものが理想です。
【カルシウム】
できるだけ少ないものを選びましょう。
理想の含有量は0.6%です。
3、品質、内容
・ 原材料、栄養価、賞味期限が記されているもの
・ 添加物が少ないもの
・ 甘い匂いなど、変なニオイがしないもの
・ クッキータイプではないもの
・ 日なたに陳列されていないこと
・ 密閉・遮光された入れ物であること
・ 継続して手に入ること
・ 飼育個体数が少ないなら、できるだけ小さなもの
以上の3点に注意してペレットを選びましょう。
“えさ”ペレットをできるだけ良い状態で保存する方法4つ
ペレットは製造されてから時間が経つと劣化していきます。
開封せずに保存していても、1年後にはタンパク質が「19.4%⇒18.8%」、ビタミンAが「1000IU⇒530IU」になるなど、栄養素が減少するというデーターもあります。
もちろん開封すれば劣化のスピードはさらに速くなり、カビが生えることもあります。
良いペレットをあげるために、保存方法にも気をつけましょう。
1.日が当たらず涼しい場所
2.開封後は乾燥材を入れて密閉
3.冷蔵庫に保存する場合は、結露しないように速やかに出す
4.開封後は早めに使い切る
調べた結果を参考に長生きのために有効なペレットを探しましょう。
我が家の場合は先代からずっとバニーセレクションのシリーズ、メンテナンスを与えています。
しかし、一種類のみというのは不調になって食べないことがあると困ります。
ちょっと不安になりさがしてみることにします。結果はまた次回に。
今日のシフォンのご飯は袋の底に最後に残ったペレットの粉が多めでした。💦
勿体ないので袋を逆さにして全部出してあげます。
いやーこれは。。。
結構な粉度。(〃艸〃)ムフッ
あたち、好き嫌いせず食べまーす。
嫌がらずに食べてくれて本当にいい子です。
あっという間に完食っ
わたち、家庭の事情を分かってて、良い子でつよね?byシフォン
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